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[SSS08-01] 大地震直後の非均一地震カタログに基づく非定常ETASモデルによる余震活動の逆解析
キーワード:地震の検出確率、定常または非定常ETASモデル、早期余震、M7.6能登半島地震の余震と2023年M6.5の奥能登の地震
ETASモデルは、短期的な地震の群れの短期余震予測に推奨されるモデルであるが、地震活動によって大きなばらつきがあるため、正確な予測を行うためには、モデルパラメータを地震活動に合わせて調整する必要がある。しかし、大地震の余震に関する調整は、直後の余震データの甚だしい非一様性によって妨げられる。 この期間には、マグニチュードの比較的大きな余震でさえも多くが検出できてないためである。
本報告では、オンラインの早期予測を目的とするために、あえて検出された余震データの全てを考慮する。 その為には、カタログの各地震の検出確率を推定し、定常または非定常ETASモデルと併せてモデル化する必要がある。
本解析の事例として、2024年のM7.6能登半島地震の余震と2023年M6.5の奥能登の地震の余震活動も含むが、両者の逆解析結果には相違が見られる。
本報告では、オンラインの早期予測を目的とするために、あえて検出された余震データの全てを考慮する。 その為には、カタログの各地震の検出確率を推定し、定常または非定常ETASモデルと併せてモデル化する必要がある。
本解析の事例として、2024年のM7.6能登半島地震の余震と2023年M6.5の奥能登の地震の余震活動も含むが、両者の逆解析結果には相違が見られる。