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[SSS10-05] 2023年トルコ・カフラマンマラシュ地震における地震計サイトと被害集中域の微動測定
キーワード:微動測定
本研究の目的は、地震計周辺の構造物・地盤の損傷程度と高密度広域で記録された地震動の対応から、MM震度9以上の震度を適切に評価できる地震動記録を用いた新たなMM震度算出式を開発し、微動測定と震度アンケート調査により各都市の被害集中域の震度を明らかにすることである。また、高密度震度の分布を評価するため、チュルキエや日本の会員と協力して、市民を対象としたアンケート調査を実施するほか、地震計の設置地域での聞き取り調査や小中学校を通じたアンケート調査も行う。その結果は、トルコの復興、今後の建築設計基準の見直し、地震リスク管理などに役立つことが期待される。ここでは,地震計サイト31か所と被害集中域28か所の微動測定結果について報告する.