15:30 〜 15:45
*Masaru Mizoguchi1 (1.Graduate school of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo)
[EJ] 口頭発表
セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般
2017年5月23日(火) 15:30 〜 17:00 304 (国際会議場 3F)
コンビーナ:西村 拓(東京大学大学院農学生命科学研究科生物・環境工学専攻)、溝口 勝(東京大学大学院農学生命科学研究科)、登尾 浩助(明治大学)、座長:西村 拓(東京大学大学院農学生命科学研究科生物・環境工学専攻)、座長:登尾 浩助(明治大学農学部、明治大学農学部)
福島第一原子力発電所の事故から5年を経過し,放射性物質の除染もある程度進み,帰村も一部開始された。研究者はこの状況で,調査・研究の成果を科学技術論文という形で世に残す一方で,住民の「もう一度住めるのか」,「働けるのか」といった不安や疑問にも答える責務があると考えられる。事故後,森林に沈着した放射性物質の森林外への移行が遅いと期待されることや特定の鉱物に放射性セシウムが強く収着されることなど多くの重要な知見が得られてきた。2013年に米国土壌科学会国際大会で実施されたセッション“Battles of Soil Scientists in Fukushima, Japan”に引き続き,新たに明らかになったことや,それをどう現地のコミュニティに還元するかを議論するセッションを開催する。70%以上が森林におおわれ,農村地域が広く分布する福島では,森林と人間の関わり,除染後の農業生産再開の可能性,地域コミュニティの復活等人間の生活に近いスケールで自然と人間圏に双方に関わる複合的な課題が多く残されている。本セッションでは,これらに関する土壌科学,水文学,農学,社会科学等からの発表を広く期待する。
15:30 〜 15:45
*Masaru Mizoguchi1 (1.Graduate school of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo)
15:45 〜 16:00
16:00 〜 16:15
16:15 〜 16:30
16:30 〜 16:55
*Chris S Renschler1,2、Misa Yasumiishi1,2、Mabit Lionel3、Moncef Benmansour4 (1.Deptartment of Geography, University at Buffalo (UB) - The State University of New York (SUNY), Buffalo, NY, USA、2.Landscape-based Environmental System Analysis & Modeling (LESAM) Laboratory, Buffalo, NY, USA、3.Soil and Water Management & Crop Nutrition Laboratory, Joint FAO/IAEA Division of Nuclear Techniques in Food and Agriculture, Seibersdorf, Austria、4.Centre National de l’Energie des Sciences et des Technique Nucléaires (CNESTEN), Rabat, Morocco)
Discussion (16:55 〜 17:00)
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