JpGU-AGU Joint Meeting 2017

セッション情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG35] [JJ] 社会とともに地球環境問題の解決に取り組む超学際研究の未来

2017年5月22日(月) 15:30 〜 17:00 A07 (東京ベイ幕張ホール)

コンビーナ:近藤 康久(総合地球環境学研究所)、近藤 昭彦(千葉大学環境リモートセンシング研究センター)、木本 浩一(関西学院大学・共通教育センター)、手代木 功基(総合地球環境学研究所)、座長:近藤 康久(総合地球環境学研究所)

環境問題は、地球規模から地域規模に至る多様なスケールで自然と社会の複雑な要因が絡み合って生じる。そのため、問題に対処するには、科学者が科学知、意思決定者が政策知(ガバナンスの知)、産業従事者と生活者が在来知(なりわいの知)を持ち寄り、相互信頼に根ざした対話と熟議を通じて、研究を共同計画し(co-design)、知識を共同生産して(co-production)、意思決定に至る選択肢を共同提案する(co-dissemination)という超学際アプローチ(transdisciplinary approach)をとることが望ましい。このアプローチにおいては、政府・自治体・企業・NPO・地権者・住民など社会の多様なステークホルダー(利害関係者)との関係構築など、純粋な科学研究とは異なる知識・スキルが求められる。そこで本セッションでは、超学際アプローチの理論と具体的な実践例を共有することを通じて、その現状と課題を整理し、地球環境研究が今後進むべき方向性を予察する。分野を問わず、社会との協働を実践している又はこれから計画・検討する研究プロジェクトからの話題提供を歓迎する。

16:00 〜 16:15

*飯島 慈裕1齋藤 仁2藤岡 悠一郎3後藤 正憲4中田 篤5高倉 浩樹6 (1.三重大学生物資源学研究科、2.関東学院大学経済学部、3.東北大学学際科学フロンティア研究所、4.北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター、5.北海道立北方民族博物館、6.東北大学東北アジア研究センター)

16:45 〜 17:00

*太田 和彦1秋津 元輝2谷口 吉光3中村 麻理4マックグリービー スティーブン1熊谷 啓2 (1.総合地球環境学研究所、2.京都大学、3.秋田県立大学、4.名古屋文理大学)

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