*Shin Sugiyama1、Shun Tsutaki2、Daiki Sakakibara3、Evgeny A. Podolskiy3、Masahiro Minowa1、Yoshihiko Ohashi1、Jun Saito1、Takanobu Sawagaki7、Sumito Matoba1、Naoya Kanna3、Hiroyuki Enomoto6、Martin Funk4、Riccardo Genco5、Yvo Weidmann4、Guillaume Jouvet4、Julien Seguinot4 (1.Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University、2.Earth Observation Research Center, Japan Aerospace Exploration Agency、3.Arctic Environment Research Center, National Institute of Polar Research、4.Laboratory for Hydraulics, Hydrology and Glaciology, ETH-Zurich, Switzerland、5.Department of Earth Science, University of Florence、6.National Institute of Polar Research、7.Hosei University)
セッション情報
[JJ] ポスター発表
セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント
[M-IS21] [JJ] 南北両極のサイエンスと大型研究
2017年5月24日(水) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)
コンビーナ:中村 卓司(国立極地研究所)、杉本 敦子(北海道大学 北極域研究センター)、杉山 慎(北海道大学低温科学研究所)
地球環境の変動は地球惑星科学研究者に留まらず広く国民や政府の関心事である。北極および南極は地球環境の変動において大きな影響をおよぼすとともに貴重な情報を有する。たとえば、北極では地球温暖化による平均気温の上昇が最も大きく、気候変動による影響が最も顕著に現れ、生態系や地域住民の生活に影響を及ぼしており、さらには世界全体の経済活動を変化させる可能性がある。一方、南極域では地球温暖化に対する巨大な氷床の応答も未だ不明な点が大きいなど、大規模な地球規模変動の可能性とその予測が大きな関心となっている。また、これらの両極の変化は独立でなく、海洋・大気循環を通じて連鎖していることから、両極をひとつのシステムとして捕らえることが必要となる。これらに留まらず、南極・北極は、様々な宇宙惑星科学、大気水圏科学、固体地球科学の最適な観測・調査フィールドとなっており、まさに地球惑星科学の窓となる重要な研究領域である。本セッションでは、様々な観点から南極・北極両極の科学を議論して、今後学術の大型研究としてすすめるべきサイエンスを討議する場を提供する。とくにマスタープラン2020に向けた議論に重点を置く。
*鄭 峻介1、杉本 敦子1、マキシモフ トロフィム2,3 (1.北海道大学 北極域研究センター、2.ロシア科学アカデミーIBPC、3.ロシア北東連邦大学BESTセンター)
Ja-Ho Koo1、Taejin Choi2、Hana Lee1、Jhoon Kim1、Joonghee Park1、Dha Hyun Ahn1、Jaemin Kim3、*Yun Gon Lee3 (1.Yonsei University、2.Korea Polar Research Institute 、3.Chungnam National University)
*平沢 尚彦1、青木 輝夫2、林 政彦3、藤田 耕史4、飯塚 芳徳5、栗田 直幸4、本山 秀明1、山内 恭1、末吉 哲雄1 (1.情報・システム研究機構 国立極地研究所、2.岡山大学、3.福岡大学、4.名古屋大学、5.北海道大学)
*宮岡 宏1、野澤 悟徳2、小川 泰信1、大山 伸一郎2、中村 卓司1、藤井 良一3、Heinselman Craig4 (1.国立極地研究所、2.名古屋大学宇宙地球環境研究所、3.情報・システム研究機構、4.EISCAT科学協会)