[EE] 口頭発表
セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-TT 計測技術・研究手法
2017年5月23日(火) 09:00 〜 10:30 202 (国際会議場 2F)
コンビーナ:豊国 源知(東北大学 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター)、金尾 政紀(国立極地研究所)、坪井 誠司(海洋研究開発機構)、Douglas Wiens(Washington University in St Louis)、座長:坪井 誠司(海洋研究開発機構)、座長:豊国 源知(東北大学)
最近の地球温暖化により、特にグリーンランド氷床では氷体積の減少速度が顕著に加速している。これに伴い氷床縁辺の流動・崩壊・流出に関連した振動現象「氷河地震」が多数観測され、その発生様式と時空間分布の解明は温暖化に伴う氷床変動と増幅作用を知る上で重要である。氷河地震は、氷河・棚氷の流出、氷崖の崩落、氷床底面流動による基盤岩摩擦、氷床表面の融解、氷床下湖からの流出等で励起されるが、メカニズムは未解明な部分が多い。さらに海洋変動や氷床後退に伴う固体地球応答との関連等、氷河地震は極域表層環境変動の検知の新指標となる。最近南極の地震計データから西南極氷床下に新たな火山が発見され、また南米の巨大深発地震表面波で南極氷床下に氷震が多数励起された。このように雪氷変動と固体地球振動とを繋ぐ「雪氷圏地震学」の新たな学際的研究フロンティアである。
本セッションでは、氷河地震を中心に「雪氷圏地震学」に関連した話題：温暖化に伴う地震発生、活動様式、氷床氷河変動との関連、海氷海洋変動との相関、波動伝搬特性、共鳴的微動、極域の地殻マントル構造とダイナミクス、等を募る。
09:00 〜 09:15
*金尾 政紀1 (1.国立極地研究所)
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09:15 〜 09:30
*Evgeny A. Podolskiy1、Fabian Walter2、Shin Sugiyama3、Sebastian Heimann4、Martin Funk2、Julian Seguinot2、Riccardo Genco5、Maurizio Ripepe5 (1.Arctic Research Center, Hokkaido University、2.Laboratory of Hydraulics, Hydrology and Glaciology (VAW), ETH Zürich、3.Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University、4.GFZ German Research Centre for Geosciences, Potsdam、5.Dipartimento di Scienze della Terra, Università di Firenze)
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09:30 〜 09:45
*豊国 源知1、竹中 博士2、高木 涼太1、金尾 政紀3、坪井 誠司4、東野 陽子5、Dean Childs6、趙 大鵬1 (1.東北大学、2.岡山大学、3.極地研、4.JAMSTEC、5.文科省、6.IRIS / PASSCAL)
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09:45 〜 10:00
*Naofumi Aso1,2、Victor C Tsai1、Christian Schoof3、Arran Whiteford3、Gwenn E Flowers4 (1.Seismological Laboratory, California Institute of Technology、2.Department of Earth and Planetary Science, The University of Tokyo、3.Department of Earth and Ocean Sciences, University of British Columbia、4.Department of Earth Sciences, Simon Fraser University)
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10:00 〜 10:15
*Weisen Shen1、Douglas Wiens1、Peter Gerstoft2、Peter Bromirski2、Ralph Stephen3、Rick Aster4、Andrew Nyblade5、Paul Winberry9、Audrey Huerta9、Sridhar Anandakrishnan5、Samantha Hansen6、Terry Wilson7、David Heeszel8 (1.Washington University in St Louis、2.University of California San Diego、3.Woods Hole Oceanographic Institution、4.Colorado State University、5.Pennsylvania State University、6.University of Alabama、7.Ohio State University、8.US Nuclear Regulatory Commission、9.Central Washington University)
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10:15 〜 10:30
*Douglas Wiens1、Martin Pratt1、Weisen Shen1、Paul Winberry2、Sridhar Anandakrishnan3 (1.Dept Earth & Planetary Sciences, Washington University in St Louis, St Louis, MO USA、2.Central Washington University, Ellensberg, WA, USA、3.Pennsylvania State University, University Park, PA, USA)
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