Introduction (15:30 〜 15:33)
セッション情報
[EJ] 口頭発表
セッション記号 S (固体地球科学) » S-GL 地質学
[S-GL34] [EJ] 「泥火山」の新しい研究展開に向けて
2017年5月20日(土) 15:30 〜 17:00 A04 (東京ベイ幕張ホール)
コンビーナ:浅田 美穂(国立研究法人海洋研究開発機構)、土岐 知弘(琉球大学理学部)、井尻 暁(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、辻 健(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所)、座長:土岐 知弘(琉球大学理学部)、座長:辻 健(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所)
国内外で広範に報告されている「泥火山」は、地下深部物質を地表にもたらす地質現象である。泥火山は局地的にはよく研究がされているが、その多様性ゆえに、未だ体系的な理解には至っていない。泥火山は、地下と地表を繋ぐ炭素循環、地下生命圏の移動・拡散、地球温暖化の影響、災害、土木工学などの視点からも、さらなる理解が求められる現象である。
本セッションでは、国内外の多様なフィールドから,物理探査(海底および陸上),地質構造(掘削の実例な),地球化学的アプローチ(各種同位体,有機地球化学,粘土鉱物の組成など),物性やミュレーションなど多様な手法による地下深部物質・流体の移動に焦点を当てた研究成果等を集約して、泥火山を理解するための議論を行いたい。さらに泥火山と地震活動との関係,あるいは資源的価値など,地下深部由来の物質・流体を地質諸現象の解明,それらを利活用するための提案など、泥火山にまつわる多様な話題を歓迎する。
15:33 〜 15:48
15:48 〜 16:08
[SGL34-02] Evidence for widespread mud diapirs in norther Kumano Basin, Nankai Trough forearc basin
★招待講演
*Gregory F Moore1、Miho Asada2、Achim Kopf3、Shuichi Kodaira2、Sumito Morita4 (1.University of Hawaii at Manoa、2.JAMSTEC、3.MARUM、4.AIST)
16:08 〜 16:28
*Achim Kopf1、Michael Tryon2、Walter Menapace1、Simone Kasemann1、Anette Meixner1 (1.MARUM, University of Bremen, Germany、2.SCRIPPS Institution of Oceanography, La Jolla, USA)
16:28 〜 16:43
*井尻 暁1、濱田 洋平1、土岐 知弘2、安慶名 昂2、星野 辰彦1、萩野 恭子3、町山 栄章1、芦 寿一郎4、稲垣 史生1 (1.国立研究開発法人海洋研究開発機構、2.琉球大学、3.高知大学、4.東京大学)
16:43 〜 16:58
Discussion (16:58 〜 17:00)