12:00 〜 12:15
[ACG46-30] ひまわり8号の雲域観測データの全球データ同化
★招待講演
キーワード:satellite observation, Himawari-8, data assimilation, numerical weather prediction, cloudy observation
ひまわり8号の雲域観測データの数値予報モデルへのデータ同化のとりくみについて現状を報告する。
ひまわり8号はじめ静止気象衛星の赤外観測データは
世界の主要な数値予報センターでデータ同化利用され、
数値モデルの解析ならびに予報精度の向上に貢献している。
扱いの困難さから、雲域データの利用は極めて限定的で、晴域観測データの利用が中心である。
数値予報の解析ならびに予報精度の向上にとって
降水などの激しい現象を伴う雲域観測データの利用が重要である。
気象研究所では、静止気象衛星の赤外観測データの利用拡大のため、
ひまわり8号の雲域観測データの気象庁全球モデルへのデータ同化にとりくんでいる。
データ同化するのは、2016年から気象衛星センターで開発中のASR(全天放射輝度)プロダクトで、
雲域データは単純雲の仮定に基づいて処理している。
発表では、ASRプロダクト、実験の概要等について紹介し、
実験結果をふまえて、同化された赤外雲域データの効果や課題について報告する。
ひまわり8号はじめ静止気象衛星の赤外観測データは
世界の主要な数値予報センターでデータ同化利用され、
数値モデルの解析ならびに予報精度の向上に貢献している。
扱いの困難さから、雲域データの利用は極めて限定的で、晴域観測データの利用が中心である。
数値予報の解析ならびに予報精度の向上にとって
降水などの激しい現象を伴う雲域観測データの利用が重要である。
気象研究所では、静止気象衛星の赤外観測データの利用拡大のため、
ひまわり8号の雲域観測データの気象庁全球モデルへのデータ同化にとりくんでいる。
データ同化するのは、2016年から気象衛星センターで開発中のASR(全天放射輝度)プロダクトで、
雲域データは単純雲の仮定に基づいて処理している。
発表では、ASRプロダクト、実験の概要等について紹介し、
実験結果をふまえて、同化された赤外雲域データの効果や課題について報告する。