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[ACG47-14] シベリアの複数地点における動的植生モデルSEIB-DGVMへのMODIS LAIのデータ同化
キーワード:データ同化、動的植生モデル、フェノロジー
既往研究において、Arakida et al. は動的植生モデルSEIB-DGVM (Spatially Explicit Individual-Based Dynamic Global Vegetation Model)を用いた粒子フィルターベースのデータ同化システムの開発を行い、人工衛星のMODISによる葉面積指数(LAI: Leaf Area Index)データを同化することに成功した。今回の研究では、開発したデータ同化システムを異なる地域に適用し、炭素フラックス、水フラックス、熱フラックス、植生構造、落葉針葉樹と草地のフェノロジーと関連するパラメータを推定した。研究の結果から、開発したデータ同化システムは複数地点で良好に動作することが分かった。