[H-CG34] [JJ] 閉鎖生態系と生物のシステム―生物のシステムを介した物質循環

[HCG34-P02] 宇宙居住をめざした食材の食品としての機能と調理例

*木村 靖子¹、木村 駿太²、加藤 浩³、富田ー横谷 香織² (1.十文字学園女子大学、2.筑波大学、3.三重大学)

キーワード：宇宙居住、健康、食材、食品の機能性、調理例

人類が火星などの宇宙居住をめざすとき、限られた環境の中でどのような食材を調達し、それら食材を有効に組み合わせて調理するかは、身体的にも精神的にも健康な生活を送るうえで重要な課題となる。我々は、これまでに宇宙環境で構築される農業や閉鎖型環境システム内への導入生物種の候補とされる藍藻（陸棲藍藻Nostoc sp. HK-01）や樹木（サクラ属樹木Japanese cherry tree, Prunus sp.）の食品の機能性について検証し食資源の可能性を示した。本発表では、これら候補生物種とともに宇宙実験において宇宙環境で生育・栽培可能な候補とされる生物種の食品として機能を検討し、さらに食材として組み合わせて想定できる調理例を提案する。