酸化

[2F01-03] 酸化(1)

2021年11月12日(金) 09:00 〜 09:45 F会場 (函館アリーナスタジオB)

座長:市橋祐一(神戸大学)

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09:00 〜 09:15

[2F01] ピリジンとKeggin型ポリ酸で構成される結晶性(Py)_xPMo₁₂O_y触媒の結晶構造解析と選択酸化能

○石川理史¹、池田拓史²、幸谷真芸¹、上田渉¹ (1. 神奈川大学、2. 産業技術総合研究所)

PMo12O40のKeggin型ヘテロポリ酸（PMo）のピリジニウム塩を420°C程度で熱処理することで、ピリジン/PMo = 1/1で構成される新規結晶構造が形成し、特異な選択酸化活性が発現することが知られている。本研究では本触媒の結晶構造解析に成功した。得られた結晶構造を基に、本触媒の特異な酸化触媒能の起源を考察した。

09:15 〜 09:30

[2F02] 結晶性Mo₃VO_x複合酸化物への異種金属導入およびアルカン酸化触媒活性

○吉井絵海¹、田中良裕¹、下田光祐¹、石川理史¹、上田渉¹ (1. 神奈川大学)

結晶性Mo₃VO_x複合酸化物 (MoVO) は {Mo₆O₂₁}^6-五員環ユニットと {MO₆} 金属酸素八面体 (M=Mo, V) の配列により6員環や7員環等の複雑な組織を形成している。MoVOの構造は骨格金属置換や異種金属導入に柔軟であり、これにより触媒活性場の制御が可能である。最近、当研究室ではGa, Zn, Sbを導入したMoVOの合成に成功している。これらを用いてプロパンアンモ酸化反応を行ったところ、ZnおよびSbを導入したMoVOでは目的生成物であるアクリロニトリル選択性が向上した。本研究では、Ga, ZnおよびSbを導入したMoVOのキャラクタリゼーションとその触媒活性について述べる。

09:30 〜 09:45

[2F03] 結晶性Mo₃VO_x複合酸化物触媒を用いたエタンから酢酸への気相選択酸化反応

○田中良裕¹、石川理史²、上田渉² (1. 神奈川大学大学院工学研究科工学専攻、2. 神奈川大学)

当研究室は結晶性Mo₃VO_x複合酸化物(MoVO)がエタンから酢酸への選択酸化反応に活性を示すことを報告した。MoVOは異金属元素を導入することが可能である。本研究ではMoVOへMn, Fe, Co, Ni, Cu, Zn, Gaを導入した。これらの金属はいずれも7員環に存在し、Mn, Fe, Co, Niの一部はVと置換した部位に位置すると結論した。これらのエタン選択酸化反応を行ったところ、MoVOに比べエタン転化率および酢酸選択率が減少した。これらの金属は7員環に存在し、エタンのアクセスが阻害されるため、転化率が減少した。

セッション情報

[2F01-03] 酸化(1)

[2F01] ピリジンとKeggin型ポリ酸で構成される結晶性(Py)_xPMo₁₂O_y触媒の結晶構造解析と選択酸化能

[2F02] 結晶性Mo₃VO_x複合酸化物への異種金属導入およびアルカン酸化触媒活性

[2F03] 結晶性Mo₃VO_x複合酸化物触媒を用いたエタンから酢酸への気相選択酸化反応

認証

セッション情報

[2F01-03] 酸化(1)

[2F01] ピリジンとKeggin型ポリ酸で構成される結晶性(Py)xPMo12Oy触媒の結晶構造解析と選択酸化能

[2F02] 結晶性Mo3VOx複合酸化物への異種金属導入およびアルカン酸化触媒活性

[2F03] 結晶性Mo3VOx複合酸化物触媒を用いたエタンから酢酸への気相選択酸化反応

認証

[2F01] ピリジンとKeggin型ポリ酸で構成される結晶性(Py)_xPMo₁₂O_y触媒の結晶構造解析と選択酸化能

[2F02] 結晶性Mo₃VO_x複合酸化物への異種金属導入およびアルカン酸化触媒活性

[2F03] 結晶性Mo₃VO_x複合酸化物触媒を用いたエタンから酢酸への気相選択酸化反応