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[1C05] イソブタノールからのp-キシレン選択合成におけるZn担持ZSM-5触媒の外表面アモルファスシリカ修飾効果
キーワード:biomass, Zeolite, p-xylene
本研究の目的は,バイオブタノールを原料とした一段プロセスによるp-キシレンの高収率合成であり,これを可能とする触媒の開発を行った。本反応系では一般的にZn担持ZSM-5触媒が用いられるが、触媒外表面近傍の酸点で進行する異性化反応の抑制が必須である。ポリフェニルメチルシロキサンを原料に用い,触媒外表面にアモルファスシリカ修飾を施すことで,キシレン異性化反応の抑制とp-キシレン収率向上を試みた。