[1E02-1E04] バイオマス利用技術 (2)

[1E03] ハイドロキシアパタイト触媒による乳酸からのアクリル酸合成に及ぼす調製法の影響

○乾 桃佳¹、松浦 友輝¹、小河 脩平¹、今村 和也¹、恩田 歩武¹ (1. 高知大学理工学部)

キーワード：hydroxyapatite, lactic acid, acrylic acid

再生可能資源である乳酸からアクリル酸を生産することは、化学原料の脱石油において意義が大きい。この化学変換に対して、 ハイドロキシアパタイト(HAP)触媒は、特異的に高いアクリル酸選択性を示すことを報告してきた。本研究では、湿式法、乾式法、水蒸気法など様々な合成法で HAP触媒を合成し、それを用いて乳酸変換を行うとともに、比表面積、粒子サイズ、酸塩基性などの物性評価を行い、調製法とアクリル酸選択性の相関性を考察した。