[1F11-1F16] 設備保全 (3)

[1F12] 原油移送海底配管における入管補修技術

○高橋 克哉¹、鈴木 博人¹、菅原 章文¹、近 信明¹ (1. コスモエンジニアリング株式会社)

キーワード：submarine pipeline, weld repair, corrosion

原油配管は内部流体の腐食成分により、内面腐食が発生する。腐食が進行した原油配管は一般的に取り換え補修が行われるが、海底原油配管の取り換え補修は技術面、環境への影響面から困難である。入管補修工法は火気使用可能な環境まで配管の洗浄を行い、常時管内を強制換気した状態で、配管内に入管して腐食部の溶接補修を行うものである。これにより、取り換え補修を行うこと無く、原油海底配管の余寿命を延長することが可能となる。