石油学会 大阪大会(第53回石油・石油化学討論会)

講演情報

重質油処理

[2B01-2B04] 重質油処理

2023年10月27日(金) 09:00 〜 10:00 B会場 (4F-404号室)

座長:松下 康一(ENEOS(株))

09:30 〜 09:45

[2B03] 需要構造変化を見越したFCC装置の活用

○大野 琢也1、鈴木 遼1、山田 晃1、宮成 節子1 (1. コスモ石油株式会社)

キーワード:petrochemical, FCC, gasoline

ガソリンをはじめとする燃料油は将来的に需要減少の見通しとなっている。とくに、流動接触分解装置(FCC)では重質油からガソリン基材を主として生産するため、需要に見合った装置活用法が課題となる。そこで本研究では、ガソリン基材をFCC装置で処理することで、より軽質な留分を多く得る方法に着目した。これにより、ガソリン需要減への対応ならびに低級オレフィンなどの石化基礎原料の生産を促進する策を検討した結果を報告する。