[2B06-2B08] 製油所脱炭素化 (2)

[2B08] 小角散乱法によるファウリング物質内の凝集体の表面構造

○森田 剛¹、麓 恵里²、森本 正人²、田中 隆三^3,4、鈴木 昭雄⁴ (1. 千葉大学大学院理学研究院、2. 産業技術総合研究所、3. 出光興産、4. 石油エネルギー技術センター)

キーワード：fouling material, surface aggregation structure, small-angle scattering

製油所において, ファウリング現象による熱交換器汚れの発生は熱伝達効率と生産性の 低下を招くが, 熱交換器表面にファウリング物質が形成されていくメカニズムは十分に 解明されていない。本発表では, 製油所熱交換器から採取したファウリング物質, および, アスファルテンと硫化鉄等を混合加熱した模擬ファウリング物質について小角散乱法か ら求めたファウリング物質内の凝集体の表面構造の粗さや大きさを報告する。