石油学会 大阪大会(第53回石油・石油化学討論会)

講演情報

ポリマー・オリゴマー

[2C06-2C10] ポリマー・オリゴマー (2)

2023年10月27日(金) 10:30 〜 11:45 C会場 (7F-700号室)

座長:塩野 毅(広島大学)

11:15 〜 11:30

[2C09] 高粘度指数ポリアルキレングリコール変性体

○相田 冬樹1 (1. ENEOS株式会社)

キーワード:polyalkylene glycol, high viscosity index, modification

ポリアルキレングリコール(PAG)は潤滑油、化学原料として広く使われている。潤滑油としてのPAGに着目すると、低分子量でありながら粘度が高く、また粘度指数も低位にとどまっている。これらは末端ヒドロキシ基に由来するものと考え、当該ヒドロキシ基に簡単な化学変性を施した。得られた生成物は、予想通り低粘度であり、また粘度指数も極めて高いものとなった。