[2E10-2E14] 環境化学

[2E14] 量子インスパイアードアニーリングを用いた触媒表面における吸着構造の検討

○水口 哲也¹、三瓶 大志¹、七種 紘規¹、千島 健伸¹、比護 拓馬¹、矢山 由洋²、中村 誠³、木村 浩一³、田中 宗⁴、関根 泰¹ (1. 早稲田大学、2. ENEOS、3. 富士通、4. 慶應義塾)

キーワード：Quantum annealing, CO adsorption, Catalysis

固体表面への分子吸着は触媒反応の重要な素反応である。本研究ではDFT計算のモデル作成を志向し、PdZn(111)表面に垂直なCO分子の吸着を題材に、量子インスパイアードアニーリングによる最安定な吸着分子配置の探索手法を開発した。結果より、アニーリングは1, 2分子吸着の計算のみを用いて様々な被覆率の表面の分子配置を予想した。アニーリングにより従来手法での計算のコストと精度のトレードオフを打破した。