第50回日本理学療法学術大会

講演情報

ポスター

都道府県士会などの活動研究報告 ポスター7

啓発活動・教育

2015年6月6日(土) 13:50 〜 14:50 ポスター会場 (展示ホール)

座長:明日徹(産業医科大学病院 リハビリテーション部)

[P2-0379] 初めての「埼玉理学療法フェスタ2014」

~理学療法週間企画変更を通して~

河合麻美, 大和田和彦, 岡田利香, 古谷信之, 久保通宏, 関根由里, 吉岡明美, 柳田千絵, 吉田優, 花町芽衣, 増田岳彦, 佐藤渉 (公益社団法人埼玉県理学療法士会広報局)

キーワード:理学療法週間, 啓発活動, 県士会活動

【目的】
(公社)埼玉県理学療法士会(以下,当会)では,平成26年よりこれまでの高校生を対象とした施設見学から,一般県民向け理学療法フェスタ開催へと企画変更し好評を得たのでここに報告する。
【活動報告】
本年よりショッピングモールでの「理学療フェスタ」企画へと変更した。企画は最寄駅直結の会場で開催し,内容は①パネル展示②体力測定③介護予防体操ステージ:リハビリレンジャー・県のマスコットと実施④身体や介護に対する相談⑤高校生対象進路相談⑥福祉機器企業展示とし,埼玉県後援にて開催した。当日までの企画準備は理学療法週間推進部11名で行い,当日の運営スタッフは委員も含め35名で実施した。会場のステージ設営・音響は業者に委託し,それ以外の運営は当日スタッフが行った。

【結果】
体力測定130名,進路相談20名が参加し,介護予防体操ステージでは参加したお子様用に300個準備した風船を全て配布することが出来た。パネル展示を見て理学療法について質問する方も多く見られた。
【考察】
今年,企画変更で理学療法フェスタを開催し,様々な企画を通し一般県民の皆さまへ理学療法を啓発することが出来た。本企画を通して普段身体の不調をきたしてから理学療法士と出会うことが多い中,まだ理学療法という言葉を聞いたことがない一般県民に対し,理学療法を分かりやすく身近なこととして説明し啓発する機会は重要であると考えられた
【結論】
本年,当会では高校生対象の施設見学から一般県民向け啓発活動へと企画変更したが,大きな集客施設で行ったため多くの一般県民に介護予防と合わせて理学療法の必要性を啓発することが出来た。今後も各地域発信の理学療法啓発活動が重要であると考える。