[18001-26-09] ゼオライトを用いた水溶液中からのセシウム除去
セシウム(Cs)はアルカリ元素の1つであり,その同位体には安定同位体である133Csと放射性同位体である134Csと137Csが存在する。近年では2011年に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故により放射性Csが環境中へ流出した。そこで本研究では放射性Csの減容化へのアプローチとして,長期間使用可能であり,Cs再浸出の可能性が低いゼオライトを用いてバッチ法による吸着実験を行い,効率的なCs除去法を確立することを目的とした。