2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

講演情報

口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 4.知識の利用と共有

[1F1] 知識の利用と共有-知識の利用

2018年6月5日(火) 13:20 〜 15:00 F会場 (4F ガレリア)

座長:福田 直樹(静岡大学)

13:20 〜 13:40

[1F1-01] 第1回ナレッジグラフ推論チャレンジ2018

~解釈可能な人工知能を目指して~

〇川村 隆浩1、江上 周作2、長野 伸一3、大向 一輝4、森田 武史5、山本 泰智6、古崎 晃司7 (1. 科学技術振興機構、2. 電気通信大学、3. 東芝、4. 国立情報学研究所、5. 慶應義塾大学、6. ライフサイエンス統合データベースセンター、7. 大阪大学)

キーワード:ナレッジグラフ、推論、解釈可能性

本論では,2018年に国内で初開催するナレッジグラフを対象とした推論チャレンジについて述べる.近年,深層学習をきっかけに人工知能(AI)技術への関心が高まっている.今後,AI技術は幅広く普及し,さまざまな社会システムに埋め込まれるようになるだろう.しかし,安全・安心に社会の中でAIを活用していくためには,AIによるシステムの動作を正しく解釈,検証し,品質を保証する技術が必要となる.そこで,本会セマンティクWebとオントロジー(SWO)研究会では,解釈可能性なAIに関する最先端技術の共有と研究開発の促進を図るため,推論に関するチャレンジを開催する.具体的には,広く知られたシャーロックの推理小説をナレッジグラフ化し,そこから犯人を推理(推論)する技術を広く一般から募集する.本チャレンジは2018年度人工知能学会全国大会開催当日より約半年間の日程でスタートする.是非,チャレンジへの参加をご検討されたい.