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[2D1-04] 高抽象度赤外線画像センサを用いた行動認識システムの研究
キーワード:行動認識、見守り、高抽象度赤外線画像センサ
現在,日本は超高齢化社会に突入し,高齢者の行動の見守りへのニーズが高まっている.見守りシステムの代表例として,カメラ画像による行動認識が挙げられるが,私的空間でのカメラを利用は,対象のプライバシー保護の点でリスクが高い.筆者らはカメラの代わりに低画素の赤外線センサを用いることで,プライバシーの問題を乗り越えながらも対象の行動を機械学習により認識できるシステムの作成を目指してきた.本稿ではシステムの改良,データ処理の工夫による行動認識精度の向上,センサの取り付け位置の違いによる認識精度への影響の調査について報告する.