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[3E2-05] 変数固定を伴う部分リスタート戦略を導入したCMA-ESを用いたシルエットベースの3次元剛体形状位置合わせ
キーワード:進化計算、3次元形状位置合わせ、大域的位置合わせ、共分散行列適応進化戦略、差分進化
本論文では,複数の視点から計測された3次元形状の位置合わせを行い,対象物体の3次元全周形状を復元する手法を提案する.提案手法は従来の手法と異なり,視界外領域や,位置合わせを行う形状間の非重複領域を参照するシルエットに基づく目的関数を使用する.上記の目的関数と進化計算アルゴリズムを用いることで,従来の手法では不可能であった重複領域の少ない形状(2または3形状)からの全周復元を行うことができる.また,本論文では位置合わせ処理を高速化するために,部分リスタート戦略を組み込んだCMA-ESアルゴリズムを提案する.