2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 13.AI応用

[3Z2] AI応用-アルゴリズム開発・産業応用

2018年6月7日(木) 15:50 〜 17:30 Z会場 (3F 松・竹)

座長:井上 中順(東京工業大学)

16:30 〜 16:50

[3Z2-03] ディープラーニングによる地中レーダの物体識別におけるシミュレーション画像と転移学習による実験画像の識別

〇園田 潤1、木本 智幸2 (1. 独立行政法人国立高等専門学校機構仙台高等専門学校、2. 独立行政法人国立高等専門学校機構大分工業高等専門学校)

キーワード:ディープラーニング、地中レーダ、物体識別、転移学習、VGG16

本研究では,地中レーダ画像の物体識別をディープラーニングを用いて自動化するために,学習用の地中レーダ画像をGPUクラスタを用いたFDTD法により生成し,5層のCNNやImageNetで学習済みのVGG16を用いた転移学習による実験画像の識別率を検討する.FDTDシミュレーションで生成した地中レーダ画像を学習させ,モデル実験で得られた地中レーダ画像から地中物体の材質4種類を識別させた結果,CNN5層では75%程度,VGG16では80%程度の識別率が得られた.