2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[2E3-J-12] ヒューマンインタフェース・教育支援: 仕掛け

2019年6月5日(水) 13:20 〜 15:00 E会場 (301A 中会議室)

座長:松村 真宏(大阪大学) 評者:西原 陽子(立命館大学)

14:40 〜 15:00

[2E3-J-12-05] 子どもたちをデータ分析の熟練者にする仮想の街

〇塩瀬 隆之1、木村 亮介2、近藤 崇司2、松浦 真3、松浦 智子3、小竹 めぐみ4、小笠原 舞4 (1. 京都大学、2. 株式会社GOCCO.、3. 特定非営利活動法人cobon、4. 合同会社こどもみらい探求社)

キーワード:仕掛学、学習環境デザイン、情報教育

本研究はミニフューチャーシティーと呼ばれるデジタルインフラを導入した仮想の街を開発し、そこでの目的は子どもたちに新しい経済社会のモデルとしてのライクエコノミーをシミュレーション体験してもらうことである。具体的には、電子マネーやロボット店員があらかじめ導入された仮想の街で、記録されたデータを子どもたち自身がどのように使いこなすかを観察し、たとえば時間の経過とともに情報価値が下がることなど、情報の教科として座学で習うような知識を主体的に獲得できたことについて報告する。