2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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国際セッション » E-5 Human interface, education aid

[1G3-ES-5] Human interface, education aid: Generate contents

2020年6月9日(火) 13:20 〜 14:40 G会場 (jsai2020online-7)

座長:松村真宏(大阪大学)

14:20 〜 14:40

[1G3-ES-5-04] モランディの部屋

鑑賞者が作者の作品世界をより深く鑑賞することを可能にする機械学習を活用した体験型展示

〇小林 茂1、桑久保 亮太1、松井 茂1、大谷 芳之1、張 心祈1、仁泉 大輔2 (1. 情報科学芸術大学院大学、2. daisukelab)

キーワード:人工知能、アート、機械学習、教育、美術鑑賞

本研究では、美術作品の鑑賞に対する積極的な評価と機械学習技術の発展に対する関心の高まりを背景に、機械学習を活用した美術作品の新しい鑑賞方法を提案する。20世紀前半に活躍し、独特の構図と色合いで知られるイタリアの画家Giorgio Morandiをテーマに選び、画家のモチーフを再現した物体を鑑賞者が自由に配置して構図を決め、機械学習(pix2pixおよびCycleGAN)によって画家の色合いを再現した画像を生成して表示する体験型展示を開発した。29人を対象としたアンケート調査の結果より、この作品を体験することにより画家に対する関心が深まったことが確認できた。

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