2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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[2C1-GS-12] ヒューマンインタフェース・教育支援: 状態推定 (1)

2020年6月10日(水) 09:00 〜 10:20 C会場 (jsai2020online-3)

座長:山田雅敏(常葉大学)

10:00 〜 10:20

[2C1-GS-12-04] タンジブルインタフェースとしてデッサン人形を用いるポーズ変更が可能な人物画スケッチ学習支援システム

〇曽我 真人1、稲留 広貴1 (1. 和歌山大学)

キーワード:学習支援、スケッチ、人物画

学習者がデッサン人形をタンジブルユーザインタフェースとして用い,それを好みのポーズに変化させ,仮想人型モチーフの姿勢を変化させる手法を提案し,試作システムを活用した人物画スケッチ学習システムを構築した.仮想人型モチーフの直感的な操作に関しては,RGB動画像から人物の特徴量を算出することが出来るOpenPoseを用いて,Webカメラで取得したデッサン人形のキャプチャ画像から二次元関節座標を取得する.そして深度情報を付与した関節データをUnity上で仮想人型モチーフに適用することによってポージングの直感的操作を実現する.また,人物画スケッチ学習機能では,スケッチ対象となる仮想人型モチーフから算出した骨格と輪郭線を学習者のスケッチ成果物に対象との誤差を可視化した形で比較重畳表示し使用者に誤りの気づきを与える.そして,対象物と成果物の特徴点マッチングによって得点を算出し,学習者の学習によるスキルの向上を可視化する.最後に被験者を募り構築したシステムの評価実験を行い,システムの有効性を検証した.

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