2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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[2P6-GS-13] AI応用: 不動産

2020年6月10日(水) 17:50 〜 19:30 P会場 (jsai2020online-16)

座長:岡本昌之(トヨタ自動車株式会社)

17:50 〜 18:10

[2P6-GS-13-01] 不動産に関する地理空間情報と建物画像を用いた建物の構造・築年代推定手法の検討

〇小川 芳樹1、沖 拓弥2、関本 義秀1、柴崎 亮介1 (1. 東京大学、2. 東京工業大学)

キーワード:地理空間情報、不動産ポイントデータ、建物被害、スパースモデリング、建物属性

地震被害推定の精度向上には,建物1棟1棟の構造・築年代情報を有する建物データベースの整備が必須である.そこで本研究では,不動産データから得られる地理空間情報(GIS)と建物画像を用いて建物の構造・築年代を1棟単位で推定する手法を2つ提案し比較する.1つ目は,全国の不動産ポイントデータ(構造・築年代付き)に,用途地域や道路などの GISデータ情報を空間結合させることで,教師データを作成し,スパースモデリング(SpM)による学習するモデルである.2つ目は,不動産データから得られる建物の外観画像を畳み込み深層学習(CNN)により学習するモデルである.最後に,提案した2つのモデルを実際の不動産データに適用し,実験することにより,建物構造と築年代を正確に分類できることを検証する.

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