2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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[4D2-GS-12] ヒューマンインタフェース・教育支援: ヒューマンインタフェース基礎

2020年6月12日(金) 12:00 〜 13:20 D会場 (jsai2020online-4)

座長:田和辻可昌(早稲田大学)

12:20 〜 12:40

[4D2-GS-12-02] 等質テスト構成のための最大クリーク並列探索アルゴリズム

〇渕本 壱真1、植野 真臣1 (1. 電気通信大学)

キーワード:eテスティング、等質テスト、項目反応理論、最大クリーク問題、整数計画法

近年,eテスティングの普及に伴い,等質テストの重要性が高まっている.等質テストとは出題される項目が異なるが,受験者得点の予測誤差が等質なテスト群である.等質テストでは,同一能力の受験者が異なるテストを受験しても同一得点となる保証があり,可能な限り多く生成することが望ましい.そこで,本研究では等質テスト構成のための二段階探索手法(Hybrid Maximum Clique Algorithm with Parallel Integer Programming:HMCAPIP)を提案する.第一段階では定数時間で探索可能だが,空間計算量が大きい最大クリーク探索を用いた手法で,メモリが許す限り多くの等質テストを生成する.その後,空間計算量が小さいが,時間計算量が大きい整数計画法を用いた並列探索手法で,さらに多くの等質テストを生成する.提案手法は最大で従来手法の約2倍近くの等質テストを構成できた.

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