2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

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[2D5-GS-2] 機械学習:応用(1)

2022年6月15日(水) 15:20 〜 17:00 D会場 (Room D)

座長:井田 安俊(NTT)[遠隔]

16:20 〜 16:40

[2D5-GS-2-04] 完全準同型暗号を用いたニューラルネットワーク推論処理の秘匿化について

〇西田 悠太郎1、安田 聖1、廣政 良1、小関 義博1 (1. 三菱電機株式会社)

キーワード:ニューラルネットワーク、畳み込みニューラルネットワーク、準同型暗号

完全準同型暗号とは、データを暗号化したまま任意の演算を行うことができる暗号である。入力データを完全準同型暗号を用いて暗号化することで、データを秘匿したままニューラルネットワークによる推論を実行できる。しかし、暗号化データに対する演算は、平文に対する演算に比べて低速であるため、複雑なニューラルネットワークの推論処理は非常に低速になるという問題がある。本論文では、完全準同型暗号で暗号化されたデータに対するニューラルネットワーク推論処理について、ネットワーク構造やハイパーパラメータによる精度と速度のトレードオフを調査した内容について述べる。

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