2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

講演情報

一般セッション

一般セッション » GS-8 ロボットと実世界

[3L4-GS-8] ロボットと実世界:一般

2022年6月16日(木) 15:30 〜 17:10 L会場 (Room B-1)

座長:飯尾 尊優(同志社大学)[現地]

16:50 〜 17:10

[3L4-GS-8-05] イベント中心知識グラフによる人間生活を含む環境のサイバー空間への転写にむけて

〇福田 賢一郎1、江上 周作1、鵜飼 孝典1,3、森田 武史2、大野 美喜子1、北村 光司1、QIU YUE1、原 健翔1、古崎 晃司1,4、川村 隆浩1,5 (1. 産業技術総合研究所、2. 青山学院大学、3. 富士通株式会社、4. 大阪電気通信大学、5. 農業・食品産業技術総合研究機構)

[[オンライン]]

キーワード:サイバーフィジカルシステム、知識グラフ、人間行動認識、ヒューマンロボットインタラクション、イベント中心システム

実世界に埋め込まれた人間中心AIへの期待が高まっているが、高齢者支援や子供の見守り、家庭向け汎用ロボットなどの応用では外部の事実的な知識以外に、何が起きたのかというイベント中心知識が必要である。 我々は、推理小説を対象として、出来事(イベント)を単位として、全体をその列としてモデル化(イベント中心知識グラフ)を行ってきた。 また、サイバー空間における人のふるまいを家具や部屋などの住環境を含めてイベント中心知識グラフで表現するVirtualHome2KGを開発してきた。 一方、イベント中心知識グラフを用いて、生活における危険性の推論、安全に生活するための改善案を導出する推論システムの開発も行っている。 そこで本研究では、これまでの研究を踏まえて、日常的には発見しにくいリスクの発見や、家庭内生活支援ロボットのプランニングの高精度化を可能にする、イベント中心知識グラフのスキーマを検討し考察する。 さらに、VirtualHome2KGを用いて知識グラフで表現された人の生活情報をサイバー空間でエミュレートして、動画理解の技術開発を推進する良質なデータセットの提供を目指す。

講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。

パスワード