2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

講演情報

インタラクティブセッション

一般セッション » インタラクティブセッション

[4Yin2] インタラクティブセッション2

2022年6月17日(金) 12:00 〜 13:40 Y会場 (Event Hall)

[4Yin2-45] IAPSと物体検出アルゴリズムによるロボットの情動反応設計の検討

〇木俣 雄介1、辛 徳1、大海 悠太1 (1.東京工芸大学)

キーワード:物体検出、IAPS

IAPS(国際情動写真集)は心理実験などに広く用いられており、人間が写真を見て感じる情動についての知見が蓄えられている。この知見を生かし、ロボットがカメラ入力に対して物体検出をした結果への反応をデザインすることで、ロボットが感情を持っているかのように振る舞わせることができるのではないかと考えている。ここでは物体検出アルゴリズムとしてYOLOを用いた。IAPSではman, womanなどが区別して記載されているが、YOLOではpersonとして検出されるため、比較できるようなテーブルを作成した。IAPSで扱われている項目は多岐に渡るため、デフォルトのYOLOではカバーしきれていないが、dogやcatなど多くの項目については検出できることを確認した。今後、本研究の結果を用いてPepperなどの人型ロボットにカメラ入力に対しての情動反応に基づいた動きをさせることを考えている。

講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。

パスワード