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[1K3-GS-3-01] 様々な規則を表現する知識グラフの構築方法
キーワード:知識表現、知識グラフ、規則
人間の日常生活では、法律、業務規則、操作手順等の様々な規則が使われている。これらの規則は、通常は、条文、フローチャート、状態遷移図等を用いて記述される。一方で、人間の知識を機械で処理できる形式で記述するために知識グラフという技術が開発されている。規則を知識グラフとして表現することができれば、規則を機械的に処理することが可能になり、規則の活用のために有益である。ところが、規則を知識グラフとして表現するための従来の検討は、ほとんど"If X then Y"という形式の規則に限られていた。筆者は、昨年(2022年)の本大会において、談話(複数の関連した文の並び)を知識グラフとして表現するための方法を提案した。本発表では、この方法を応用することによって、様々な規則を知識グラフとして表現するための統一的な方法を提案する。この方法では、まず規則をブロック図(例えばフローチャート)で表現する。得られたブロック図を一種の談話とみなし、昨年発表の方法を適用して知識グラフに変換する。この方法を使えば、ブロック図で表現可能な規則であれば、どのような規則でも知識グラフとして表現することが可能である。
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