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[2Q5-OS-20a-04] 時系列分析に基づく悪路走行時のねじれ共振波形予測
キーワード:時系列分析、電気自動車、ねじれ共振、Transformer
電気自動車が悪路を走行する際,モータとタイヤの振動が共振することでねじれ共振が発生し,車両のドライブシャフトに過大な負荷を与える恐れがある.しかしながら,従来の制振技術では,振動の振幅がある程度大きくなってから共振が検出されるため,共振検出の時点でシャフトに相当な負荷がかかってしまう.そこで本研究では,モータ回転数の測定値から再帰的な特徴と時間畳み込みによる特徴との注意を計算するネットワークを用いて,1秒以上先で発生するドライブシャフトの振動を予測する手法を提案する.予測性能評価では,車両運動シミュレータを用いて作成した976件分の走行データを用いて,提案モデルを用いて予測した際の振動波形の真値との相関係数が,ベースラインモデルと比較し63%向上したことを確認した.
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