2023年度 人工知能学会全国大会(第37回)

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[4U3-GS-1] 基礎・理論

2023年6月9日(金) 14:00 〜 15:00 U会場 (遠隔)

座長:中口 悠輝(NEC) [現地]

14:40 〜 15:00

[4U3-GS-1-03] 最適輸送とWLサブツリーを組み合わせた新たなグラフ距離手法の検討

〇方 鐘熙1、黄 健明1、蘇 迅1、笠井 裕之1,2 (1. 早稲田大学 大学院基幹理工学研究科 情報理工・通信専攻、2. 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科)

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キーワード:グラフ、グラフ距離、ワッサースタイン距離

Weisfeiler-Lehman(WL)テストは,グラフカーネル,グラフの尺度,グラフニューラルネットワークなどのグラフの機械学習モデルでよく用いられるアルゴリズムである.しかし,グラフ構造の一貫性にしか着目していないため,構造情報を捉える能力が不十分である.その結果,この制約がWLテストに基づく既存の手法の性能を妨げている.具体的には,WLテストを用いて定義されたグラフ間の類似度や距離は粗い尺度であり,構造の違いを正確に反映することができない.本研究では,この問題を解決するために,新しいグラフ距離を提案する.この距離は,従来の距離手法では困難であった微細な構造的差異を捉えることが可能である.我々は,距離の検証実験やグラフ分類実験を通して,その優れた性能を実証する.

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