[4Xin1-64] ソーシャルセンシングを導入したMASによる抑制政策の評価と感染者の推定
キーワード:マルチエージェントシミュレーション、機械学習、ソーシャルセンシング
現在も感染が継続しているCOVID-19に対して,我々は人の行動様式を中心としたマルチエージェントシミュレーションを構築した.そして,シミュレーションに対して行動量パラメータを決定することにより,新規感染者数やその効果を推定してきた. しかし,これらのパラメータは現実の人流データを基に経験的に決定するものであり,定量的にパラメーターを決定するのは困難であった.ここでCOVID-19に対するソーシャルメディアの分析では,代表的なソーシャルメディアであるTwitterから推定した感情を用いて,「気の緩み」の存在や人出を推定できる可能性があることを示した. そこで,本研究ではシミュレーションの行動量パラメータとTwitterから推定した感情に関係があると考え,Twitterから推定した感情を用いて行動量パラメータを説明するモデルを構築する.そして,COVID-19に対する世間の反応を反映させたシミュレーションを実行し,感染者数を推定することで抑制政策を評価した.
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