2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[1T4-OS-32b] 人工知能と物語応用

2024年5月28日(火) 15:00 〜 16:40 T会場 (62研修交流室)

オーガナイザ:大澤 博隆(慶應義塾大学)、宮田 龍(株式会社アラヤ)、西中 美和(香川大学)

15:40 〜 16:00

[1T4-OS-32b-03] 少年期と青年期における画像生成AIのプロンプト変化と想像力の推定

〇中村 賢治1 (1. 群馬大学)

キーワード:発想支援、創作支援、PBL、STEAM教育、対話システム

近年の生成AIの発達は目覚ましく、ChatGPT4の生成した文章は人間と区別がつかない。
2023年8月段階では画像生成AIの精度も高く、これまで人間が行ってきた行為の一部を生成AIが置き換えることが可能となっている。
学校現場では子供の学びに与える悪影響も懸念されている半面、想像力を促すツールとしても期待されている。
しかし、生成AIはプロンプトを用いて指示を与える必要があり、成長段階にある児童が使いこなせないことがある。
我々は語彙数の異なる少年期と青年期において、プロンプトに変化があるかを調べる基礎研究を行った。
公募で集まった少年期8人(平均 10.8才、男性2名、女性6名)、青年期8人(平均18.1歳、男性4名、女性4人)に対し、生成したい画像のイメージを作成する。
そのうえで、イメージ通りの画像にたどり着くまでのプロンプト変化を調査した。
その結果、青年期におけるプロンプト数が圧倒的に多い事が分かった。少年期と青年期におけるプロンプト変化及びインタビュー調査の結果を報告する。

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