[1Win4-89] AIベースの街路評価システムのための指標設計
キーワード:景観評価、データセット作成
人々が行き交う街路は、街を支える重要なインフラであり、そのデザインの良し悪しはその街の経済、交通、治安、防災など、多方面に影響する。そのため街路の良し悪しを評価したり、他の街の街路と比較したりするための街路評価方法がいくつか提案されている。しかしながら、これらの評価は実地調査や聞き取りが必要であり、街中の街路全てを評価するのには多大な労力を必要とする。そのため我々は、Google Street View等の街路閲覧サービスやSNSに投稿される位置情報と紐づけられた街路画像をAI技術で自動評価することを念頭におき、街路画像に基づいて街路を評価するための指標設計を行った。街路を評価するための人中心の街路が満たすべき要件を建築家Jan Gehlの著作「人間の街」に基づき整理し、要件リスト「Qualities of Street Space for People(QSSP)」を設計した。浅草の街路画像を用いて、QSSPがどの程度満たされているかを主観的に評価して得られるQSSPスコアの結果を示す。さらに既存の街路自動評価方法と比較した結果について述べる。
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