2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[2B1-OS-41d] 世界モデルと知能

2025年5月28日(水) 09:00 〜 10:40 B会場 (小ホール)

オーガナイザ:鈴木 雅大(東京大学),岩澤 有祐(東京大学),河野 慎(東京大学),熊谷 亘(オムロンサイニックエックス),松嶋 達也(東京大学),Paavo Parmas(東京大学),谷口 尚平(東京大学)

10:20 〜 10:40

[2B1-OS-41d-05] 診断時の視認性強化に向けたUNetとエッジ損失を用いた医用画像の三次元再構築

〇木村 優汰1、能瀬 由翔2、吉田 拓也3、河野 慎4、松尾 豊4 (1. 京都大学、2. 早稲田大学、3. 東京大学、4. 東京大学大学院工学系研究科)

キーワード:3D再構築、医用画像

医療診断において三次元CT画像の視認性向上は診断の有用性を高める上で重要である。本研究では、視認性向上を目的として既存の3D再構築モデルに対してUNetアーキテクチャおよびエッジ損失関数を導入し、画像の境界および局所構造の明確化を図る手法を提案する。特にUNetにより局所的な特徴抽出能力を強化し、エッジ損失により解剖学的境界を鮮明にすることで、再構築画像の視認性を向上させることを目指す。提案手法の有効性を定量的指標と視覚的評価に基づき、既存の3D再構築モデルとの比較検討を行う。実験を通じて、視認性および構造明瞭性の向上が確認され、医用CT画像再構築の診断有用性の向上に寄与することが明らかとなる。

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