2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[2I5-GS-10] AI応用:移動・交通

2025年5月28日(水) 15:40 〜 17:20 I会場 (会議室1004)

座長:小暮 悟(静岡大学)

15:40 〜 16:00

[2I5-GS-10-01] 経路計画による管路形状生成と熱流体サロゲートモデルを用いたEV向け熱マネジメント製品の性能予測に関する研究

〇松村 直也1、木佐貫 祥一郎1、杉浦 卓也1 (1. 株式会社アイシン)

キーワード:製品設計、経路計画、流体力学

電気自動車向けの熱マネジメント製品の開発では,温調性能評価のための熱流体解析に多くの工数が割かれている.工数削減のためには,過去の設計形状を学習したサロゲートモデルによる高速推論が有用である.サロゲートモデルの推論精度を高めるためには広範囲で密なデータセットが必要となる.しかしながら,冷却管などの部品は複雑な管路配置を持つため,多種多様な形状データを用意するには膨大な労力がかかるという問題がある.そこで本研究では,経路計画手法に基づく管路配置図の自動生成技術を開発した.生成された形状データを学習することで,実設計の活用に資する適用範囲および推論精度を持つサロゲートモデルが得られた.

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