2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[2Win5] ポスターセッション2

2025年5月28日(水) 15:30 〜 17:30 W会場 (イベントホールD-E)

[2Win5-64] 拡散モデルに内在する多様体を用いた画像補間

〇齋藤 慎之介1、松原 崇1 (1.北海道大学)

キーワード:拡散モデル、多様体学習、画像補間、リーマン幾何学

拡散モデルは高品質な画像を生成できるが,これはデータ多様体を考慮しながら未知の分布を学習しているためと考えられている.そのため学習済み拡散モデルを解析し,データ多様体の次元数を推定する研究などが進められているが,より良い画像生成への応用は未だ十分に探求されていない.本研究では,拡散モデルの多様体構造を画像補間に応用することを提案する.具体的には,拡散モデルがスコア関数を介して多様体を学習しているという仮説のもと,リーマン幾何学の枠組みを用いて画像間の測地線を近似することで補間する.従来手法と比べて,より滑らかで自然な補間を実現できることを確認した.

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