2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[3D1-GS-9] ヒューマンインタフェース:

2025年5月29日(木) 09:00 〜 10:40 D会場 (会議室1202)

座長:柴田 健一(玉川大学)

10:20 〜 10:40

[3D1-GS-9-05] VR玉投げにおけるスキルの差異がスキルモデルの学習と玉投げシミュレーションに及ぼす影響の調査

〇郷津 優介1、稲邑 哲也1 (1. 玉川大学)

キーワード:ユーザーモデル、仮想現実、確率論的手法、ガウス過程

仮想現実(VR)がリハビリにも取り入れられてきており,自己効力感などを効果的に高められるとして,様々なVRエクサゲームの研究が行われている.その中で,我々は,ガウス過程動的モデル(GPDM)による予測の不確実性を考慮した時系列予測を行うことでユーザーのスキルを反映したモデルを構築し,ユーザーのスキルに合わせた難易度に調整するフレームワークに取り組んできた.これまでは,タスクに対する身体運動の結果として出力される物体の動きなどには個人のスキルが内包されるとして,それらをGPDMの学習時の入力としてきた.しかし,ユーザーの身体運動そのものをGPDMに入力してスキルを学習すること,つまり身体運動を直接的に反映したスキルモデルを構築することも重要である.本稿では,玉投げタスクを対象として,ユーザーの未熟時と習熟時のスキルの違いが身体運動を学習したスキルモデルを用いたVR空間内での玉投げシミュレーションの結果にどう現れてくるかを調査し,GPDMに基づくスキルモデルの性能に関して考察していく.

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