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[3D4-OS-20a-02] 多重参与を実現するオンライン対話システムにおける音像定位の利用
キーワード:多重参与、音像定位、グラフ、参与構造、エコーチェンバー
本研究は参与構造に基づいて複数の対話に同時に参与可能なオンライン対話システムの開発を目的とする.具体的にはGoffman (1981)の参与構造の概念をグラフ構造を用いて表現し,このグラフを調整することで参与者の態度を相互に表現・伝達可能なオンライン対話システムを実装した.また同システムの設計に含まれる音像定位の仕組みが多重参与状況における対話聴取に有効かどうかを実験で検証した.その結果,音像定位があることによる情報取得能力の向上は認められなかったが,音声の聞き取りやすさに対する主観評価において有効性が認められた.
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