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[3M1-GS-10-01] U-Netおよび座標変換を用いた大きく曲がった電線ケーブルの素線追跡
キーワード:電線ケーブル、U-Net、素線追跡
本論文では、電線ケーブル製品の実使用環境における特性議論に必須となる、大きく曲がったケーブルの素線追跡を取り上げる。U-Netによるセグメンテーションを円滑に行うための独自の前処理技術を、このタスクのために新たに開発した。その前処理は曲がったケーブルを仮想的な曲がりのないケーブルに変換する座標変換に相当し、これを用いると大きく曲がったケーブルを、真っすぐなケーブルに対する従来の素線追跡技術を用いて解析することが可能となる。この前処理とU-Netを組み合わせることで、大きく曲がったケーブルのなかの構成素線すべての形状を捉えることができた。その情報により我々はケーブルの曲げという現象について理解を深めることができ、よりよい曲げ特性を有するケーブルを設計できる。
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