2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[3M6-OS-7c] 可視化とAIと科学・文化・社会

2025年5月29日(木) 17:40 〜 19:20 M会場 (会議室1008)

オーガナイザ:伊藤 貴之(お茶の水女子大学),脇田 建(東京科学大学)

18:00 〜 18:20

[3M6-OS-7c-02] 日中同形異義語の意味分析と可視化:言語横断的意味研究のの一環として

〇韓 禾1、伊藤 貴之1 (1. お茶の水女子大学)

キーワード:中国語・日本語、漢字、自然言語処理、可視化

中国語と日本語は多くの漢字を共有し,同じ漢字の熟語も多い.例えば,「検討」「質問」「連想」などがある.だが,同じ漢字の熟語でも,中国語と日本語で意味が同じとは限らない.このような単語は同形異義語と呼ばれる.本研究の目的は,中国語と日本語の同形異義語の意味の違いにどのようなパターンがあるかを観察することであり,そのために可視化を適用する.本研究は3つのステップで構成される.まず,中国語と日本語の同形異義語とその意味をリストアップする.次に,SimCSEモデルを使って,これらの意味の文埋め込みを作る.そして,これらの文埋め込みを次元削減し,可視化する.この可視化を通じて,中国語と日本語の同形異義語の意味の違いにどのようなパターンがあるかを理解しやすくなる.さらに,可視化した結果をもとに,クラスタ分析を行い,その結果を分析する.本報告では,可視化とクラスタ分析から得られた面白い事例を紹介する.

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