2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[3Win5] ポスターセッション3

2025年5月29日(木) 15:30 〜 17:30 W会場 (イベントホールD-E)

[3Win5-31] 出力改善フィードバックによる個別化された応答生成手法の提案

〇上田 健太郎1、高柳 剛弘2 (1.奈良先端科学技術大学院大学、2.東京大学)

キーワード:応答生成、大規模言語モデル

ユーザとエージェントのインタラクションにおけるエンゲージメント向上のために,ユーザの嗜好や個性に合わせてパーソナライズした応答を生成することが重要である.近年,大規模言語モデル(LLM)の発展により,汎用的かつ高品質な応答生成が可能となったが,個別のユーザ特性に合致した応答生成にはさらなる工夫が求められる.本研究では,LLMを用いた応答生成システムにおいて,自動フィードバック機構を導入し,応答のアライメントを行うことで,応答のパーソナライズ性を向上させる手法を提案する.具体的には,エージェントが生成した応答をユーザ特性に合わせて調整された批評モデルが評価し,必要に応じて応答を修正するプロセスを導入することで,ユーザ特性に適合した出力を獲得する.実験では,提案手法の自動フィードバックモジュールが応答性能に与える影響を分析した.

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