[3Win5-43] 確率問題自動解答における前提知識付与による影響の分析
キーワード:数学問題自動解答、大規模言語モデル、前提知識
大規模言語モデルを用いた対話応答の性能が急速に向上し,個別学習などの教育への応用も進んでいる。しかし、高校数学、特に確率などの分野の問題に対しては、大規模言語モデルが、日本の大学受験等では有名な公式や前提知識に対する学習が十分でないなどの理由から解答や解説に誤りが含まれることが比較的多く見られる。そこで本研究では、大規模言語モデルへ有名な公式や前提知識をプロンプト等で与えることにより、自動解答の精度向上を試みた。評価実験により,どのような場合に公式や前提知識を与えることにより精度が向上するのかについて分析を行った。また、適切なプロンプトの与え方についても検討を行った。
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