[3Win5-74] Web行動データを用いたファネル分析における因子によるパフォーマンス分解手法
キーワード:WEB広告、パフォーマンス分解、ファネル分析
Web行動データを用いたファネル分析では,コンバージョン数の期間変動の因子を特定するため,エンドユーザーがコンバージョンに至るまでの遷移率などの指標を分析する.従来,コンバージョン数に対するファネル各段階の遷移率の寄与は,遷移率の期間変動とコンバージョン数の期間変動の相関によって分析されてきた.しかし,この方法では,ファネルが複数層になると,段階の異なる遷移率による寄与を横並びで比較することが難しく,ファネルのどの段階を改善するべきかという意思決定に影響を及ぼす.本研究では,コンバージョン数の変動を,流入数やファネル分析の各段階の遷移率の変動によって分解する手法を提案する.提案する手法は,流入数やコンバージョンに至るまでの遷移率の変動を因子と捉え,その因子による分解を,分解結果の合計が元のコンバージョン数と一致するように,整合的に行うものである.これにより,上記課題を解決することが可能となる.実際のweb行動データを使った,本手法による分析結果を合わせて報告する.
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