[3Win5-85] ベイジアンネットワークを用いた臨床レジストリからのクリニカルクエスチョン抽出の試み
キーワード:ベイジアンネットワーク、臨床レジストリ
この研究の目的は,臨床レジストリから生成したベイジアンネットワークモデルのノード依存関係を調査することにより,新たなクリニカルクエスチョンが抽出可能であることを実証検証することである.これにより,臨床研究における臨床レジストリの利活用推進に貢献できることを期待している。そこで、本目的の達成に向けて以下の要素技術について研究開発を実施した.
①臨床レジストリの項目をベイジアンネットワークのノードとして定義して,ノード間の意味関係をリンクとして定義する
②臨床データのもつ時系列上の変動を反映した特徴量を生成する
③ベイジアンネットワークを利用して,確率推論によるシミュレーションが実施可能な患者状態モデルを生成する
④ベイジアンネットワークを構成する特定のノードを目的変数として設定して,その他のノードを説明変数として利用した場合の感度分析を実施する
⑤感度分析結果から相互情報量の多い目的変数と説明変数のノードペアを抽出して,ノードペアから臨床レジストリにおいて推論可能なクリニカルクエスチョンの生成が可能かを検証する
①臨床レジストリの項目をベイジアンネットワークのノードとして定義して,ノード間の意味関係をリンクとして定義する
②臨床データのもつ時系列上の変動を反映した特徴量を生成する
③ベイジアンネットワークを利用して,確率推論によるシミュレーションが実施可能な患者状態モデルを生成する
④ベイジアンネットワークを構成する特定のノードを目的変数として設定して,その他のノードを説明変数として利用した場合の感度分析を実施する
⑤感度分析結果から相互情報量の多い目的変数と説明変数のノードペアを抽出して,ノードペアから臨床レジストリにおいて推論可能なクリニカルクエスチョンの生成が可能かを検証する
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