[4E1-OS-12a] 知能の統合と創発 - 自律化、汎用化・実世界化へ -

[4E1-OS-12a-01] 強化学習で行動・推論・対話の制御プログラムを獲得する脳型AGIアーキテクチャの設計

〇一杉 裕志¹、高橋 直人¹、竹内 泉¹、佐野 崇²、中田 秀基³ (1. 産業技術総合研究所、2. 東洋大学、3. 順天堂大学)

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キーワード：汎用人工知能、プログラム合成、階層型強化学習、確率的生成モデル、記号推論

ヒトの脳の情報処理を模倣した脳型AGIアーキテクチャ設計の取り組みの現状を報告する。
このアーキテクチャはヒトの脳の計算論に関するいくつかの仮説を前提として設計されている。
脳の前頭前野の機能に対応する行動ルール集合がアーキテクチャの中心にあり、他のコンポーネントの状態の変更や、コンポーネント間の情報の流れの制御を行う。
行動ルール集合は、教師なし学習と強化学習によって自律的に獲得できるように設計されている。
個々の要素技術の動作確認はすんでおり、全体の統合も可能であるという見通しを得た。